未来へ繋がることばたち。ときどきブログ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
あいしてるって どういうかんじ?
ならんですわって うっとりみつめ
あくびもくしゃみも すきにみえて
ぺろっとなめたく なっちゃうかんじ
あいしてるって どういうかんじ?
みせびらかして やりたいけれど
だれにもさわって ほしくなくって
どこかへしまって おきたいかんじ
あいしてるって どういうかんじ?
いちばんだいじな ぷらもをあげて
つぎにだいじな きってもあげて
おまけにまんがも つけたいかんじ
―谷川俊太郎 1988年「いちねんせい」より―
ならんですわって うっとりみつめ
あくびもくしゃみも すきにみえて
ぺろっとなめたく なっちゃうかんじ
あいしてるって どういうかんじ?
みせびらかして やりたいけれど
だれにもさわって ほしくなくって
どこかへしまって おきたいかんじ
あいしてるって どういうかんじ?
いちばんだいじな ぷらもをあげて
つぎにだいじな きってもあげて
おまけにまんがも つけたいかんじ
―谷川俊太郎 1988年「いちねんせい」より―
PR
◎ この記事にコメントする
無題
この詩は、おそらく私が7歳のとき夜寝る前に母が読み聞かせをしてくれたものです。
今まで誰の詩かも知らずに、タイトルさえ忘れていましたが、先日買った谷川俊太郎の詩集に聞き覚えのあるフレーズを見て、突然タイムスリップしたような錯覚とある種の恐ろしさを感じました。
言葉って、忘れたようでも覚えているものなんですね。。。
母を真ん中にして、私が母の右、弟が母の左に寝て、母の読むのを聞いていたのを思い出しました。
あの時母は、何を思いながらこの詩をよんでいたんだろう。
今まで誰の詩かも知らずに、タイトルさえ忘れていましたが、先日買った谷川俊太郎の詩集に聞き覚えのあるフレーズを見て、突然タイムスリップしたような錯覚とある種の恐ろしさを感じました。
言葉って、忘れたようでも覚えているものなんですね。。。
母を真ん中にして、私が母の右、弟が母の左に寝て、母の読むのを聞いていたのを思い出しました。
あの時母は、何を思いながらこの詩をよんでいたんだろう。
いい詩ですね♪
すごい偶然ですよね。タイトルも誰が書いたかも知らないのに出会えるなんて。そういった出会いも必然なことなんでしょうね。今のダイヤの原石さんになにかメッセージが有るんだと思います。
私の母は寝る前に本を読んでくれたことがありませんでした。だから、こういった話を聞くとうらやましいです。
私の母は寝る前に本を読んでくれたことがありませんでした。だから、こういった話を聞くとうらやましいです。
Re:いい詩ですね♪
スカー様
コメントありがとうございます。
この詩とは、20年ぶりの再会となります。「20年前」と自分で口にすること自体不思議な感覚を覚えます。笑
きっと、何か意味があって再会したのだろうと私も思います。ゆっくり思い出しながら、ひも解いていきたいと思います。
コメントありがとうございます。
この詩とは、20年ぶりの再会となります。「20年前」と自分で口にすること自体不思議な感覚を覚えます。笑
きっと、何か意味があって再会したのだろうと私も思います。ゆっくり思い出しながら、ひも解いていきたいと思います。